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    掲示板 サークル ブログ スポーツ体験記

    浮力を原動力とした飛行物体。 球皮と呼ばれる巨大な袋に、空気より軽い気体を入れて飛ぶ。
    水素やヘリウムを使うガス気球、暖めた空気を使う熱気球、両方を使うロジェ気球がある。
    本稿ではスカイスポーツとして一般的に用いられる「熱気球」を紹介する。

    気球のイラスト
    熱気球ってなに?

    熱気球の歴史

    古代人は紀元前から鳥のように自由に飛びたいと願っていた。 中国神話や古代ギリシャの文献でも、様々な空中飛行の図が描かれている。 日本にも羽衣天女の伝説などが各地で残されている。

    古代において飛行は夢想だったが、科学・芸術で有名なダヴィンチが科学的なアプローチをし、ついに1783年に気球が発明された。 この年は熱気球、水素ガスを使用した2タイプの気球が発明された年だった。

    当時は上に浮くだけで推進力は風任せであったが、人々は気球に帆をつけたり手動のプロペラをつけたりした。 どれも成果は挙げられなかったが、これらは飛行船として発展していった。

    水素気球と熱空気 気球の推進力、帆とプロペラ
    帆を使った推進力 手動のプロペラを使った推進力

    やがて気球は冒険の道具として使われるようになっていった。 特に有名なのは、ドーバー海峡(イギリス→フランス)を横断した冒険家2人の記録だ。 1785年1月、イギリスのドーバーを出発したが、海上でガス漏れを起こしてしまう。 どんどん高度が下がり、2人は気球のゴンドラに積んだ荷物だけでなく下着さえも海面に捨て、なんとかフランス・カレー海岸の森にたどり着いた。

    記録は航空距離38km(仙石線仙台駅-矢本駅ぐらいの距離)、時間にして2時間47分。航空アドベンチャーの幕開けとなるこの挑戦は当時大事件であったという。

    熱気球でレース!

    風まかせのレース
    気球競技の推進力となるものは風だけです。雲の状態や地形を見極め、風向や上昇気流を掴んで移動し競技を行います。 天気図や地形を読み風を判断することから「知能的飛行ゲーム」とも呼ばれます。

    基本的なルール
    同時刻にスタートし決められたゴールに向かって飛行。 一定時間内に到着し、ゴール地点に向かって「マーカー」を落とす。といった一連の流れを基本に、多種多様なレースがあります。

    代表的な競技 「うさぎ狩り(ヘア&ハウンド)」
    先攻する気球を追うレースです。
    ①まず先にうさぎ役の気球が飛立ちます。
    ②約10~15分後に競技者(気球)全員が後を追います。
    ③先攻気球が30分~1時間後に着地し、着地点に直径10の十字マークをつくります。
    ④競技者たちはその十字にめがけマーカーを落とします。
    ⑤中心に最も近い競技者から順にポイントが付与されます。

    飛行技術が比較的易しく、最もポピュラーな競技です。

    うさぎ狩り(ヘア&ハウンド)の競技イメージ うさぎ役の先行気球は目印をつけて飛行 先行気球を追う沢山の競技者たち しばらく飛行した後先行気球は着地 着地点に10m×10mのターゲットを設置 後行気球はターゲットを目指しマーカーを落とす マーカーとターゲットの距離を測り点数を計測。この点数で順位が決まります。

    他の主なレース

    ウルフハント
    うさぎ狩りの先行気球が複数になったもの。

    ジャッジ デクレアド ゴール
    予め指定されたゴール地点を狙う。決められた場所をスタート地点とする。 地図上で正確に目標地点をとらえる必要があるため、風向・地形を分析しながら飛行する。技量の差がはっきり分かれる競技。

    フライイン
    予め指定されたゴール地点を狙う。スタート地点は自由で、当日の風道・気象の読みが試される。

    など、これら以外にも様々な種類の競技が存在します。




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