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    仙台在住パラグライディング競技日本代表選手の山谷氏、
    ワールドカップで3位を獲得。

     スカイスポーツ・パラグライディングに競技があるのはご存知だろうか? パラグライディング競技の一つ「アキュラシー」。この競技は山の上から飛立ち、遥か下にある直径30cmの板に着地するといった「着陸精度」を競うものだ。 板の中心にはゼロ点と呼ばれる中心点があり、そこにどれだけ近づけるかが競技の勝敗を分ける。 試合では5本飛んだうち成績が良い順から4本の合計点数を数える。 1cm=1ポイントとして換算し、ゼロ地点から10cmだと10ポイントという計算だ。世界レベルでは平均3cmの距離を競い合う。

     この競技で全日本3連覇を達成した選手が仙台にいる。その名は山谷武繁(やまたに たけしげ)氏。 現在会社の代表を務める彼は、22歳からパラグライディングを始めインストラクターの仕事をしながら各地の試合に参戦していた。 しかし仕事が忙しくなり一時期試合から足が遠のいていたが、大会への未練が捨てられず仕事が落ち着いてきた2008年、アキュラシー日本選手権に参戦した。 '08年度の目標は日本選手権優勝と決めていた山谷氏は見事に目標を達成。 それから'09年、'10年と全日本を連覇して国内では敵無しとなる。

     今年10月1日~3日、オーストリアのスチューバイにて「パラグライディング アキュラシー ワールドカップ」が開催された。 山谷氏は日本代表としてこの大会に出場。 高度差850mから5本跳び16pt(平均4cm)の記録を出したが、スロベニアのラファエル選手は11pt(平均2.75cm)、マケドニアのマーティン選手は8pt(平均2cm)と 世界トップレベルの壁は厚く3位で試合を終えた。

     「世界レベルになると技術は大差が無くなる為、イメージングが大事になる。イメージングとは自分が表彰台でガッツポーズをとることをどれだけ明確にイメージできるか? つまりゴールを設定する事だ。そこから着地の瞬間、飛ぶ瞬間と戻ってきて今やる事が決まる。」と山谷氏は言う。

     現在アキュラシー界ではスロベニア国が強い。2010年のワールドカップでも1位と3位以外は全てスロベニアが入賞している。 2009年にパラグライダーのオリンピックとも言える世界選手権がクロアチアで開催され、団体で出場したチームジャパンは6位に終わった。 山谷氏は自分のレベルを見せる事によってチーム全体を引き上げ、チームジャパンが世界選手権1位をとなる事でパラグライディングを多くの人に伝えたいと意気込む。

     次回の世界選手権は2011年チェコで行われる。山谷氏の挑戦は続いていく。

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